ピアノ教室選びにご参考までにご一読ください。

 

まずは当教室のHPを見つけ、お読みいただいていることを感謝いたします。当教室はお金をかけてHPを検索しやすくしたり、チラシを沢山折り込んだりしていないため、しっかり探してやっと見つかる程度かと思います。それだけ大手教室だけでなく、こういった教室も参考に見てみようというお客様のお子様や家族に対する気持ちが時間をかけて探すという行為に表れていると思います。本当に有難う御座います。

東広島に、13か所目の教室をオープンいたしました。もう少し増えたらギネス申請しようかと思うほど一つの市内をここまで網羅するピアノ教室を私は知りません。それだけ当教室に賛同していただける先生方が多いという証拠で、今後もより一層東広島市で一番うまくなる、喜ばれる教室を目指します。

 

ピアノ教室と学習塾はよく似ています。どちらも生徒を募集し、講師が生徒に授業をしますがどちらも様々な特徴があり、保護者の方はそれを見極める必要があります。

「近所だから」「月謝が安いから」「大手だから」などの理由だけで決めてしまうと、勉強で言えばその科目が嫌いになったり、ピアノで言えば最悪ピアノに興味を失う結果もあり得ます。

体験レッスンに来られるお母さまから、子供の頃ピアノを習っていたが、すぐに辞めてしまった。というお話を多く聞きます。その原因は以下にあると思います。是非、教室選びは慎重に行って頂きたいと思います。

 

ピアノ教室で言えばポイントは以下の通り

 

①マンツーマンか団体レッスンか

②教材は自社の教材か市販あるいは講師のオリジナルか

③演奏する曲やレッスン内容を希望に合わせてもらえるか

④発表会等の人前で演奏する機会があるか

⑤レッスンの振替が出来るか

⑥月謝や入会金、更新料、学年ごとの価格設定など

⑦ピアノをしつこく売り込まれないか

⑧いつでも入会でき、退会出来るか

⑨教室や先生を状況に応じて替える事が出来るか

 です。

特に、「入会金」を取る教室は注意が必要です。

詳しくご説明いたしますと、

 

①マンツーマンか団体レッスンか

特に小さなお子様の場合、集中力が続く時間が短く、

気が散りやすい小さなお子様には一番重要な要素です。

講師が複数人を同時に教えることは本当に難しいのですが、

大手企業の教室は大きな教室を借り、たくさんの講師、スタッフを雇うため、利益あげるためにグループレッスンは一番儲かるシステムとなります。

しかし、それが小さなお子様でも同じようにしてしまうと、「時間内を楽しく過ごすという方向へ向けるしかなく、大切な演奏フォーム基礎的な知識などを身に付けるためのじっくり丁寧に「繰り返し教える」という事がなかなか出来なくなります。よく「グループレッスンは楽し」と言いますが、子供が沢山いるという楽しさは幼稚園、保育園で経験できます。月謝を払って音楽を習うのであれば、マンツーマン以上に身に付く、成長する方法は無いと言えます。

 

大手の音楽教室を辞めて入会される方も大変多いのですが、みなさんとても耳が良くて驚きます

これは、先生の演奏や音源をしっかり聞いて「耳で聴いて覚えて弾く」事を数年間続けているためです。

耳が良い事はとても重要なことですが、3歳頃から当教室に通っている子と比べると、他教室から来た子は全員が譜面を読む力が全く身に付いていない事に驚きます。

保護者の方は発表会や自宅の練習風景を見ているため、お子さんはピアノを弾けていると満足している場合が多いのですが、

実際は課題曲を何度も聴いて耳で覚え「丸暗記」しただけの一時的な完成を得ただけです。譜面を読んだり書いたりする事が出来るように教えるには、グループレッスンでは講師の能力に個人差もあり、全員に理解させる事はかなり難しく、授業がつまらなくなるためあえて教えていない場合も多いです。

 

本当の意味で「ピアノが弾ける」ようになるためには、譜面を読む力は絶対に不可欠な要素です

プロになるという目標も大変素敵ですが、将来おじいちゃん、おばあちゃんになっても自分の好きな曲を追い求め、様々な譜面を買ってきては弾いている姿を想像すると、我々はとても大切な人生の財産をお子様方に提供していると自負します。ですから、その場しのぎの楽しさだけではなく、しっかりと自分で譜面を読んで音楽を表現できる生徒を育てる必要があります。

 

また、個別指導であればお子様のちょっとした変化に気が付くことも出来、レッスン内容をその場で変更したりといった臨機応変な対応が可能です。

 

②教材は自社の教材か市販あるいは講師のオリジナルか

テキスト等の教材選びも重要な要素です。

大手の教室は自社で教材を製作・販売しているため、生徒さんが十分理解せず、定着していなくても

すぐに次の教本へ進んでしまうことが多いです。

教室によっては講師に教本販売のノルマを課す所もあるようです。

 これは、「教材が売れる」ことで利益が増えるため進度を早めて確認を怠るという、悪循環が起こる原因となります。

 

分かりやすくいえば一通りなでるように授業し、出来ないところは「宿題」とし次へ進む。

宿題が増え、自宅でピアノを弾くことが嫌になる。また、定着していないため、数か月後にはやったことをほとんど忘れてしまうという残念な結果を招きます。

 

他の教室から移って来られる方の多くはこれが原因です。

これは塾でも同じで、勉強が嫌いになる生徒の典型的なパターンです。

親としては教材の進度が早く、とても熱心に教えてくれていると安心していたのに、実際には身に付いていないため本人に大きな負担となり、だんだん宿題もしなくなってしまう。

それに見かねて注意するようになるともう結果は見えています。

 

また、教材を製作するには当然、多くの経費が掛かります。

とても良い教材ですが、改訂版を出すにはまたお金がかかりますので、表紙だけ変えて内容は何十年も同じで変更されていない教材も多いです。

その点、市販されている教材は常に激しい競争を勝ち抜いた分かりやすく見やすい教材がどんどん販売され、古いものはすぐに消えてしまいます。

 

そもそも、大手のテキストとは、どんな先生でも一定程度の指導が出来るようにしてある台本のようなもので、生徒のレベルや進度に合わせるなどしていたら遅れてしまいますので、ある程度のところで次に進むという方法が取られます。これでは家で練習する子としない子で大きな差が生まれてしまい、付いていけない子が辞めてしまうという結果になります。

ですから、生徒様のレベルやレッスンの進捗に合わせ、市販の優れたテキストからその都度講師が厳選して使用することで、生徒にもわかりやすく新鮮で、聞いたことのある曲を使った楽しいレッスンが可能となります。

当教室の先生を探したければ、楽器店の楽譜売り場を探すと見つかる可能性が高いでしょう。それほど常に生徒に合う市販の譜面を探し求めています。

 

また、出来るまで繰り返し定着するための工夫を多々取り入れ、

身に付く。弾ける。読める。書ける生徒さんを育てる必要があります。

その点でも市販の教材を工夫して使った方が本当はとても良い効果があるのです。

 

演奏する曲やレッスン内容を希望に合わせてもらえるか

昔はピアノの先生といえば神のような存在で、とても厳しいイメージがある方も多いのではないでしょうか。もちろん、今もそういった方々が現役で教えている教室もありますが、厳しさは特に問題ではなく、「生徒の意向を無視」するのはいかがなものかという点です。

クラシックはもちろん大切ですが、そのクラシックを作った時代には

全く「クラッシック」ではなく最新の音楽だったのです。

それを現在、講師の趣味嗜好か、あるいは自分がそれを得意とするからなのか、新しいものを取り入れず、古いものだけに固執して教えるという事もよく耳にします。

常に新しいものと向き合い、成長する心がない講師に、日々成長し続ける子供たちを教える資格があるとは到底思えません

 

子供たちの興味を引き出し、好奇心からやる気を育て、達成感を味わってもらう事。

一方的に知識を押し付ける方法では暖簾に何とか・・

柔軟な発想と対応力が必要となってきます。

マニュアルに沿て、いつも決まった事だけを教える方法では自ら考え行動する積極的な子供は育たないと考えます。

 

④発表会等の人前で演奏する機会があるか

ピアノ教室の規模により2種類の問題があります。

ひとつは発表会がない。2年に一度しかない。あるいは人数が極端に少なく比べる人がいない

これは特に個人の教室に通う生徒さんにあることですが、他人の演奏を見ることは現在の自分の状態を比較し成長するきっかけを掴む重要なイベントです。

発表会がない。あるいは人数が極端に少なく比べる人がいないのは少々不幸といえます。

始めた時期や年齢が近いお子さんの演奏を聴き、自分と比べることは小さなお子様でもしっかり備わった能力です。上手に弾く事が大切なのではなく、実はそれまでに一生懸命練習するための口実を与え、そして次回への悔しさや嬉しさをもって成長するイベントです。個人教室の発表会は講師が一人です。発表会を見る側も全て同じ先生に教わっているため、レベルの差に鈍感です。講師自体も他の先生の生徒の演奏を聴く機会がないため成長も工夫もなく、作業。と言わざるを得ない発表会を多く見かけます。

 

二つ目は商業的イベントとして行う流れ作業的発表会です。

花さえ飾られない殺風景な発表会や2年に一度の少人数の発表会。

当教室に入会される方の半数は、他の教室を経験し、当教室に移って来られた方です。保護者の方に事情を聴くと、様々な驚くべき事が有ります。

ピアノ教室なのに様々理由を付けてピアノ以外の楽器を使ってレッスンし、ピアノ以外の楽器を使った発表会をすることが有ります。

また、これも驚きですがピアノを習いに行っているのになんと

合唱で発表会に参加させたりする教室もあるそうです。

そもそもピアノを弾けるようになっていないのに発表会に出すのは企業の

集金目的としか思えません。

伴奏つきで演奏させる教室や、毎年曲が決まっているなど本人の意思を尊重せず大人数で集客イベントとして行うだけの流れ作業のような発表会もあるようですが、ただの行事と化してしまい、工夫も感動もない印象に残らないものが多いです。発表会は参加者にとって思い出に残るイベントにする必要があります。

また、「失敗から学ぶ」という点で大人のフォローは良い結果にならないと思います。もちろん、上手に弾けた時は大いに褒めますが、失敗した時こそ成長のチャンス。

発表会は失敗しに行くものと教えています。

 

⑤レッスンの振替が出来るか

予定しているレッスン日に都合が悪くなることはお子様が小さい時は特によくある事です。回数が決まっている教室で、お休みした場合の振替がない事があります。では一体何に月謝を払っているのでしょう?

レッスンが成立していなくてもお金を貰うのは良い事とは思えません。

無断欠席でない限り振替はするべきだと思います。

ホームページを見てもこの辺は詳しく書いていない事も多く、体験レッスン等でしっかり聞くべきです。月謝の表示がない教室、振替や教材の事などを載せないのは都合の悪い事をうやむやにしていると思われても仕方がありません。

 

⑥月謝等について(入会金って必要ですか?)

入会を検討している教室の月謝やかかるお金は明確でしょうか?

あえて月謝等の表示は税抜にし、教室使用料などは別途表示で安く見せようと必死です。表示されていない隠れ経費も侮れません。レッスンバッグなども購入を勧められ、気が付いたら数万円使う事になるケースも。

 

入会した時は安かったのに、年齢とともにどんどん上がっていく月謝。個人的にはHPに書いていない事があると不審に思ってしまいます。後になって「教室使用料ってなに?月謝に含まれていないの?」など、通い始めたら後から後から出てきます。

入会時にしっかり説明を聞いていない事もあるようです。

回数が変わったり、レッスン時間が増えたりと様々な理由はあると思いますが、説明するかしないかは大きな問題です。

しっかり説明を聞いて判断してください。

チラシやHPに書かれている月謝は安くても、入会金、年会費、冷暖房費、更新料、教材費、教室(施設)使用料、保険料、レッスンバッグ購入費用などなど・・

入会金を取る理由は?営業で言うところの「値引き」効果を狙った手法です。「普段は1万円いただくところを半額!」と言えば安くなった気がしてしまう消費者。入会時に少しでもお金を頂戴し、すぐに辞めてしまっても募集費の足しにしようという魂胆です。月謝が高いのも入会金を取るのも、広告を利用してどうにか生徒を集めようとするからです。もちろん、辞めるのも至難の業。あれこれ引き留めにかかるのでとても大変。

 

さらに入会時から「ピアノはグランドピアノじゃないとダメ!」とまるで洗脳するかのように言い続け、高額なピアノを買う結果になる方も多いですが、必ずしも全員に必要とは限りません。あの手この手でお財布からお金を引き出そうとする業者もいますので注意が必要です。

そういう教室ほど生徒様をよく褒めます。うちの子は出来る。上手になっていると思い込んで数年たった後、突然ピアノをやめたいと言い出したらどうしますか?そういったリスクを考えてはくれません。ある程度弾けるようになり、ピアノが楽しくて仕方がない。という状況まで行けば購入を検討しても良いかもしれませんが、始めに必ず用意する必要はないと考えています。

 

⑦ピアノをしつこく売り込まれないか

ピアノは百万円近い買い物です。物によってはそれ以上。

幼稚園生や小学生に期待するのはいいとして、背負わせるのは酷です。

あの手この手で高額なピアノを売ろうとする教室もあるようですが、

極端に言えば、ピアノがなくてもピアノは弾けるようになります。

将来の事を考えてグランドピアノを買う方もいますが、確かにある程度うまくなったらグランドピアノで練習する事が大切ですが、幼稚園から必要かといえばそれほど必要とは思いません。段階的に電子ピアノから大きくしていくのであればよいと思います。

また、ピアノは定期的に調律をしないと音が狂います。買ったばかりのピアノはさらに短期間での調律が必要となり、数カ月に一度調律代数万円が掛かる事も忘れてはいけません。

重量も相当ありますので家によっては床の補強も必要となります。

音の問題もありますので、東広島の住宅事情ではヘッドホンや音量調節の出来る電子ピアノを利用する方が多くなっています。

電子ピアノはamazonなどで椅子・台・ヘッドホンとセットで4万台から売っています。十分手の届く楽器です。

ピアノは楽器どうこうより手の指と目と耳を使いリズムを感じながら弾く事で脳への良い影響を与え続ける事が出来るとても良い脳育です。

そういった意味ではグランドピアノかどうかは全く関係ありませんし、今すぐ絶対に必要とは思いません。

こういった説明を載せている教室は他にないと思います。

誤解のないように捕捉しますが、ピアノを否定しているのではなく、「全員に必要とは思えない」という事です。

 

クラングファルベでは体験レッスン後にはこちらからは一切ご連絡致しません。(忘れ物等は除く)

電話等で営業して入会したお子様は絶対に長続きしないからです。

自宅に帰り、親子でじっくり話し合って、お子様が「通ってみたい」と言われた場合のみ入会をお勧めいたします。

もちろん、ピアノの販売等の勧誘も一切致しません。必要な方には各講師から楽器店を紹介する事は可能ですが、価格に利益を上乗せする事はありません。

 

いつでも入会でき、退会出来るか

教室が絶対に口にしない、触れられたくないキーワードは退会。

大手の場合、「辞めにくいシステム」があります。

いまだにそんな教室があるのかと耳を疑ってしまいますが、お子様が辞めたいと言ったり、先生と合わないなどの理由で教室を辞めたいと言ったとします。教室としても先生としてもとても悲しい事ですが、お子様やお母さまの考えですから仕方がありません。ですが、やめたいといってもすぐに辞められない教室もありますので注意が必要です。

法律的にとてもグレーゾーンで、訴えたらもちろん辞める事が出来るのですが、事を大きくするのは嫌だと考える方が大半の為、泣く泣く月謝だけ払う。あるいはイヤイヤ通うという当初の目的とはかけ離れたつらい状態になる方が実際におられます。入会時に確認しないと、何があっても途中でやめられない。あるいは半年、一年分の月謝を納めなければならない教室もあります。この制度で特に分かるように、教室側は生徒様やお母さまの事など考えておりません。やめにくい環境を作る事で長く通わせる仕組みを作っているわけで、あくどいと言われても仕方がありません。色々と理由を付けて途中でやめられない理由を述べてきますが、どれも納得のいく理由ではありません。選択の自由、退会の自由、先生を選ぶ自由。ピアノとは修行なのでしょうか?そういった面が全くないとは言いませんが、悪い大人の考えた悪い慣例だと言わざるをえません。この部分はしっかりと確認すべきです。

個人教室も実は「とても辞めにくい」

個人の先生と直接関係を持つことも関係が悪くなった時に辞めにくいという点があります。一番は言い出しにくい事。何年もお付き合いしていると気を使ってしまいます

お中元やお歳暮を貰う先生もいますので余計な出費も考えなくてはなりません。

クラングファルベは月謝も現金手渡しのため、口座を教える必要もなく、辞めたいときは電話一本。翌月の月謝を払う必要もなくびっくりするほど簡単に辞められます。辞める生徒さんは本当に少ないですが。

 

 

最後に、上記以外にも様々なポイントはあるかと思いますが、講師の向上心を保つことは、すなわち生徒様の向上心も育てる要素になります。

毎日同じことを繰り返すだけではなく、常に新しいものを求める姿勢が大切と考えます。

ピアノ講師は塾講師と同様に「資格」は必要ありません。ピアノが得意なら「先生始めました」といえば教室は開けます。個人教室では若い時にコンクールに出て賞を取りました。と書いてありますが、教育方法については教えてもらっていない場合が多いです。名プレーヤーが名監督になるかといえば、そうでない場合もありますね。つまり、ピアノが弾ける=良い先生ではありません我々が先生に一番必要だと考えているのは「常に向上心を持つ」という講師として当たり前の資質です。

先生が人前でピアノを弾けなくなったら引退が必要でしょう。

 

クラングファルベ音楽教室では、講師になるために面接と研修があり、講師になるためには模擬レッスンも含め他の先生のレッスンを見学したり、他の先生の受け持つ生徒さんにお願いして模擬レッスンをしたりと実際のレッスンを行うまでにしっかりとした研修を行います。

最近はコロナの影響で大人数で集まることが出来ませんが、それまでは

講師になってからも毎月の講師会で他の先生との交流があり、生徒との接し方や指導方法の情報交換が盛んです。現在16名の講師が在籍していますが、十人十色。勉強になる事は沢山あります。

講師はピアノが弾けるのはもちろんですが、教える為の創意工夫や向上心を刺激する仲間も大切な要素と考えます。

 

教室や先生を替えることが出来るか

先生と性格が合わないなど、お子様が成長するとそういった要素も時には出てきますが、16人の先生でフォローしあい、講師や教室を替えることが簡単に出来るというのは、状況によっては教室や講師を交代してみると生徒さんが行き詰った時もまた長くピアノを続けることが出来たりします。定着率が高いのはそういった臨機応変で柔軟な対応も一つの要素かと考えます。先生に言いにくい事は全て本部の代表である私に直接連絡をいただき、その都度対応させて頂いていますので、先生と気まずくなったりもありません。個人の教室ではそれが出来ずに辞めてしまう方も多いです。直接先生に苦情を言うのはとても勇気がいりますよね。

 

長々と書きましたが、あまりにもピアノをお金儲けの道具として考える教室・講師が多いのは事実です。差し詰め発表会はボーナスですから花すら飾らない集金行事になります。利益を得るのは問題ではなく、それに見合うサービスを提供できているかが問題です。

我々クラングファルベ音楽教室は会社組織ではなく、音楽をきっかけに人とつながる事に生きがいを感じる人が集まって出来たグループです。

高額の家賃を払う社屋もなく、人件費がかかる事務員さんもピアノを売る営業マンもいません。

お金儲けのシステムを作るよりも、いかに子供たちに分かりやすく教える事が出来るかという事を

考える方が楽しいと思える人が集まる場所です。

入会金もない。月謝は一律で上がらない(レベルが相当高くなると特別コースが設定されています)

自社教材もない。ピアノも売らない。振替レッスンもする。思い出に残る発表会もする。

生徒毎に合わせた楽譜を作ったり、好きな曲を利用してレッスンしたり、時にはピアノを分解して中身を見せたりもします。

定着率が高いのはそういった先生方の向上心と生徒一人一人が楽しいと思える環境を作り出すことが出来ている証拠だと考えます。

是非一度体験してみてください。おかあさまももう一度、習いたくなるかもしれません。

 

代表 吉田 浩一